バードの麻雀雑記帳

天鳳(チャオってなければ鳳南に居ます)やその他の麻雀記事を集めた雑記帳です、乾きまくった麻雀砂漠に水を掛けてやりたい…

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ

プロ雀士との遭遇

久しぶりに麻雀を打ちに行ったある日、ピンが出番まで時間が掛かるためゴで打っててくれないか?と言われる。

「プロと打てますよ。」

と言われ、じゃあやってみようという気になった。安いレートで勉強できるならいい、卓へ。

そこに居たプロという方は某ゲームにも出演してるらしい、スーツにメガネ姿で理知的な印象だった。

一回戦目のある局、自分の手牌が

2356四五七八(124479)  ドラ2

と、よくあるメンツオーバーな手。場況的には全く関連牌が切られて居ない状態であった、こういう時に何を指針にして手を進めるのか難しい。他家の捨て牌から色の濃さを見るという手段もあるんだろうが「持っているかも」という予想であって確実なものでもない、けどミスもしたくない。

セオリー通りピンズのペンチャンを外しながらピンズのカンチャンを埋め両面選択も上手くいって三六萬でリーチ。何巡かして三をツモ、裏ドラが三で満貫、裏を引いたのに手応えを感じた。

「あぁ、この局は上手く打てたかなぁ。」

とか思ってたら

「良い選択されましたね」

と下家に居たプロがボソッと呟く、最初自分に言われたのか分からないほど小さな声だった。

「あぁ…ありがとうございます。」

くらいしか返せなかったw、けどよく見ていたのだ。それ以降オレも見てたけど牌捌きはもちろんのこと押し引きや牌の絞り、あがりと河のバランス、やっぱり上手なんだなと思った。

偉そうなことを言う訳でもなくその日の他の同卓した2人は全くの初心者だったと思う、でもずっとプロとオレでサンシ(3着、4着)してた。

あるプロの親番、珍しくストレートな切り出しをしてきて7巡目にリーチ。今までの打ち筋もあって「本物」を予感させるリーチだった、そしたら対面も手出しで追っかけ。オレはもう撤退、プロが掴んだ一発目は八、それに―

「いっぱ~つ!裏はと、あっ、乗った、満貫!」

間八リーチであったが八はオレが切って上家がポンしてる、要するにラス牌を一発で持って来て放銃してしまったというコトだ。

「…はい。」

全く表情を変えず点棒とチップを支払う、あぁ、カッコいいなぁと思う。役満あがろうが振ろうがポーカーフェイス、理想的だ。

その後もオレが1222356667というダブル中ブクレリーチに一発で振り込んだり中々突破口を見いだせない展開が続く、せっかくならファインプレーをしたいのだが上手くいかない。。

けどプロもたまにあがると自分の河の3牌を指さしたりしてサービス精神も忘れない、

「それあれば三色ですか?でもそれは難しいですよ。」

なんて会話もしたり、対局中に会話するなんて珍しいことだ。成績悪いけど上手いのが分かるってのも不思議な話、けど牌がそれに答えてはくれなかった。

極めつけはある開局、6巡目にプロの切った白に対面がロン

「ドカーン、役満、国士無双!ご祝儀なんぼなん?」

「役満」と「国士無双」と言い点数を言わず金の話、品位を疑う。まぁ、大体オレも白を一枚持ってるし座順で3着だった。。

それでもやっぱりプロは

「はい。」

の一言、けどさすがに表情に陰りがあったかもしれない。と、そこでお客のご案内で抜けることになった。去り際に―

「ようやく少し手がまとまってきたかと思ったんですが…、ダメでした。せっかく麻雀好きな方と同卓した機会なのにご案内です、すいませんでした。」

と言われる。

「いえ、あの、また是非お願いします。」

と、オレの返しは相変わらず20点くらいだったがホントにあんだけボロボロでも楽しい対局だった。謝罪というかそんなもんは必要無いのにそう言えるプロ、素敵だと素直に思った。

オレもようやく卓を移動出来てそこでは良い成績で終えられた、さっきまではなんだったんだろうという位ストレートに打てた。

帰り際偶然立ち番をしてたプロと少しだけ話す、

「今日はちょっと…アレでしたが打てる方もたくさんいらっしゃるんで是非またご来店をお待ちしております。」

のようなコトを言われる。従業員ではなくゲストなのにそんなことを言うんだなぁ、なんだかその方のファンに少しだけなりそうだったw。

麻雀なんて本来不条理なものだ、それをある程度分かっていなければ仕事になど出来ないんだろうな。例えるならどうしようもないコを好きになってしまったようなものか、それでも好きだからと一途に付き合っていくんだろう。

納得づくなのかそれともそれを嘆くのか、それは分からない。アマチュアの自分は「あれは遊びだから」というエクスキューズを用意して打ってるのかもしれない、だから大した成績も残せないのかもな。。

長年打ってても真摯に向き合う姿勢、たまたま会ったプロ雀士にそれを教えられたような気がした…。


追記:このプロはまだ活躍中なのだろうか?麻雀を「どうしようもないコ」と例えたくだりは気に入っている、男ならこんな面倒なヤツとは絶対に付き合っていないだろう。
関連記事
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://thebirdmen.blog.fc2.com/tb.php/46-48036d8d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

バード(メン)

Author:バード(メン)
訪問ありがとうございます、天鳳やその他麻雀関連のブログです。天鳳で起こった出来事や麻雀を軸とした物語を実話だったり想像で書いています。天鳳ID:焦燥のバラッド(八段、鳳南民)

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
自己紹介 (1)
読み物 (61)
初フリー~列伝 (4)
天鳳系 (24)
麻雀恋愛小説ラストスマイル (12)
ある日の天鳳 (5)
バードのフリー入門 (4)
嬢との麻雀 (4)
大阪編 (7)
<番外編> 競馬場に咲いた花 (3)

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

飛来してくれた方

ツイッター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。