バードの麻雀雑記帳

天鳳(チャオってなければ鳳南に居ます)やその他の麻雀記事を集めた雑記帳です、乾きまくった麻雀砂漠に水を掛けてやりたい…

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誕生日記念デカピンセット Ⅰ

誕生日ということがあって、麻雀の師匠にセットに呼ばれるコトになった。場所は渋谷、初めての個室雀荘だった。

駅に着くと迎えに来てくれていた、彼らは昨日の晩から打っている。タクシーに乗る前に銀行へ、黙って付いて行った。キャッシュカードで途方もない金額を下ろす、それを束にして左手に巻いている輪ゴムで器用に止めていく。その束の一つをほおって寄越す、意図が掴めずにいた。周りの人の視線が痛い、確かに大金を持っている若僧が物珍しいのだろう。「あぁ、手数料掛かっちゃったよ」と彼が言う、こんなに金持ってるのに110円を気にするのも彼らしかった。

「あげる訳じゃないからな、Iって覚えてるか?ほら、小太りの、アイツが金持ちでさ。友達少ないから負けても遊べれば楽しい訳よ、だから頑張れよ。」

こんなメッセージをもらう、要するにこれでオレに打てと言うのか。バックの奥のポケットに大事にしまい込んだ、実感が湧かなかった。

雀荘に着くともうメンバーが揃っている、件のIに挨拶をする。

「いやぁ、何年ぶりかな?随分ご無沙汰してます。」

ストレートな挨拶のつもりだった、けど返答は意表を突かれた。

「いや、同窓会で会ってるんだけどな…。まぁいいや、いくら持ってきたの?」

いきなりの心理戦、嘘かホントか分からない。飲まれる訳にはいかない、先ほど渡された束を取り出す、Iはその厚みを確認して言った。

「よし、じゃあ1の1―3で行こうか。」

「祝儀は?」 聞いてみた、

「どうしたい?」 値踏みするような視線、試すように聞いて来た。

「さっきまではどうしてたの?」 また聞いてみた、

「5000でやってたけどその持ち金じゃ半荘一回で溶けかねないよね?」 ニヤついた顔、油断のならない顔。

「そうだね、無しでいいならその方が嬉しいんだけど。」

正直な気持ち、見栄を張ってもしょうがなかった。まともなオレの所持金で打ったら…、リーチ何回か打って終わり。もし負けたらどうなんだろ?てかこのセットって誕生日祝いなんじゃなかったのか?疑問が何個も浮かんでくる、こんな麻雀は本意ではない。セッティングした彼を盗み見る、ウインクを返して来る。全く意味が分からない、けど他に選択肢もない。

こうしてとんでもない麻雀を打つハメになってしまった、明日への扉は開けたのか?長くなったので続きはまた次回…。
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